2021年1月13日、金とドル円の現状整理をしましょう。


現状を整理します。
今週に入ってドル安の流れに変化が起きています。

・米10年債利回りが節目の1.00%を明確に超えてきた。
・年初から急騰を演じ、一時440万円近くまで暴騰していたビットコインがいきなり350万円を割り込んで急落し た。
こうした流れからモルガン・スタンレーのようにドル安予想を撤回する動きが増えてきた。
また、次の二点も影響している。
・先週の米ジョージア州上院選の決選投票で民主党が勝利したことは、今四半期中にも最大1兆ドル(約104兆円)の追加経済対策が実現する可能性があることを大きく期待させる。
・米金融当局が政策正常化について6月にも議論を開始する可能性があるらしい。

これらのことから、ドル増刷と米国の低い利回りという、ドルに対して広がったマイナスの想定を払拭し、ドル安をひとまず止めた。
以上がドル円についてのまとめ。

その結果として金の動きもあった。
ドル高の流れを受けて週末に急落した。しかし、年初に急騰していた方向へ戻す流れができた。

 

以上のことから金の動きは長期的観点が、ますます重要になってきたと思います。私個人はトランプがアクシデントを起こさずに、バイデン政権が安定してくれば、金は安くなると予想しています。そうなれば、為替投資をする人には安定した投資環境が整うと思います。ただし、コロナウイルスがどんなイレギュラーを起こすかは今年もずっと懸念材料です。注意しましょう。

ダウンロードはご自由にどうぞ。改変改ざんはご遠慮くださいね。

 

1月13日金日足

金1時間足

 

ドル円日足

ドル円1時間足


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